ママ看護師にとって、子供を育てながら仕事をするということは悩みがつきません。特に看護師の世界は夜勤や休日出勤が多いために、子育てと仕事を両立させることは大変です。

例えば、働いている間子供を保育園に預けている場合、迎えに行く時間を気にする必要があります。さらに、子どもが急に熱を出せば、仕事をすべて同僚に任せなければならず気まずい思いをする恐れもあるのです。このように時間のやりくりの大変さ、周囲の人に迷惑をかける心苦しさから、子育て中に働きたくても諦めてしまう看護師は多いです。

ママ看護師が上手く子育てと仕事を両立させるには、職場の理解が得られるかがポイントになります。そもそも、小さい子供がいる場合、夜勤や残業を行うのはかなり難しいです。そのため、職場の上司に夜勤や残業のない勤務か部署に変更できないかを相談してみると良いでしょう。無理だと言われた場合は、子育てしやすい別の職場へ転職を考えた方が良いかもしれません。

例えば、夜勤が一切ないクリニックや、育児支援制度のある職場を中心に求職活動を行いましょう。院内託児所の存在も確認しておきたいポイントです。また、育児短時間勤務制度と呼ばれる短い時間で勤務できる制度を採用している医療機関で働くことも有効な手段です。育児短時間勤務制度は、1日6時間の勤務で常勤扱いとなる上に福利厚生も受けられます。
このように、働き方を工夫することで育児中の看護師も仕事との両立がやりやすくなります。
《参考：『幸せナースの働き方講座』》